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【広告業界初級者向け】主な職種の特徴を掴もう講座

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皆さん、こんにちは!フーゴとロベルト(@smarch2017)です。今回は広告業界を目指す人向けに書きます。

広告業界を受ける上で、最低限抑えなくてはならないのが「職種」です。「ESもしくは面接でウチで何をしたいの?」と質問された時に「○○(職種)として、~~がしたいです。」と言える状況ではないと戦うのは厳しいため、正しい理解をしましょう。

就活終盤で広告業界を志望しているのにも関わらず、職種に対しての理解が浅い学生も多々見かけましたが、軒並み失敗していたようなので皆さんはしっかりと理解して選考に臨んでください。

 

職種は会社によって若干名称が違ったりするので、そこは受験する会社の組織図などで確認してください。今回は一般的な5つの職種についてザックリと解説します。

広告の仕事はチーム単位で動くことが多く、5つの職でチームを組むことが多いそうです。

 

営業(AE)

別名アカウントエグゼクティブ(AE)とも言われるのが営業です。理由は色々あるらしいのですが、業界がややカッコつけな部分があるからと聞きました。(笑)

クライアント先(お客様)に向かい、関係を作り、課題や想いを引き出し、社内のプロモーションやクリエイティブ(後に説明します)に繋ぐ、言わばプロデューサー的役割が営業の仕事です。一つの仕事に対してフロントラインに立ちながら仕事をできることがやりがいだというように聞きました。「ただ言われたことを伝えるだけの伝書鳩になるな」とはよく言われることらしく、クライアントと社内スタッフの両方の状況を考えつつ、情報を噛み砕いて伝えることが必要だそうです。クライアントの想いと社内スタッフのアイディアを円滑に繋ぎ、案件が正常に進むように泥臭いことや地味な作業もこなします。

また、競合コンペの際のプレゼンで最初に話すのは営業の人であることが多いと言います。

人前で喋るのが得意な人、明るくコミュニケーション能力が高い人、愛嬌のある人、中心にいるのが好きな人、聞き上手な人などが向いている職だと言われています。

 

サッカー日本代表で言うと、長谷部選手が近いらしいです。(笑) たしかに、チームでもトップクラスの距離を走り、ピンチに対応したり、ボールを前に繋いでいく長谷部選手はチームに欠かせませんよね。

新卒採用された7割くらいは営業配属になると言われるため、採用される可能性が比較的高いのは営業志望かもしれないです。

 

マーケティング職

マーケ職と言われている部門です。クライアントの商品やサービスの市場動向(シェアの変遷など)、競合他社の状況、消費者意識、世間の流行などといったマーケティングにおける様々な情報を収集・分析し、実際の広告や施策の戦略を練ることに繋ぐことが役目です。論より証拠と言いますが、「証拠」の部分と向き合うのがマーケティング職と言えるでしょう。

データと向き合うのが好きな人、数字から分析するのが得意な人、学校でマーケティングの勉強をしていて仕事にしたいと思った人などが志望することが多いのが、マーケティング職です。

 

サッカー日本代表で言えば…まぁ、監督やコーチ陣ですかね。(笑)

現状を把握し、施策を考えることで「勝ち」(価値もですね)をつくるのが、醍醐味だそうです。

 

メディア職(媒体)

広告が出来上がっても、それを「発信する場所」がなければ広告は何の役にも立ちませんよね。その「発信する場所」、つまり、メディアと密接に関わる仕事がメディア職です。今でこそ「代理業務以外もやるぞ!!」という風潮から、広告会社と言われるようになっていますが、かつては広告「代理」店と言われていたように、メディア枠の購入を「代理」することが広告会社の売上の大きな部分となっています。

テレビCMを流す時はテレビから放送枠を買わなければいけませんし、新聞、雑誌やラジオ、インターネット、交通広告、OOH(アウト・オブ・ホームメディア)などもそれぞれの枠を買わなくてはなりません。メディア職の仕事には、各媒体から広告枠を買ってくること(メディアバイイング)や最適なメディアを考える(メディアプランニング)などがあります。

また、テレビ局や新聞局などの媒体社との関係性を作ることが広告出稿や枠の買い付けに影響するため、関係値を作るために媒体社に足繁く通うこともあるそうです。媒体営業と言われることもあり、先ほど紹介した営業(AE)がクライアント向けの営業であるのに対して、媒体営業はその名のとおりメディア向けの営業と言えます。

今ではどうか知りませんが、「メディアの夜は深い」「飲み会も仕事のうち」「週の半分は媒体の人と飲み会」と言われるように体力と飲み会耐性も必要であることがわかります。

しかし、メディア枠はかなりの高額であるため、買う値段を常に考えなくてはならない(そこが会社の利益に直結するため)ので、エクセルの数字とにらめっこすることも日常茶飯事だといいます。

飲み会大好きな体育会系、おじさんから可愛がられやすい人、コミュニケーション能力が高い人、メンタルに自信がある人、株をゲームのように楽しむ感覚がある人、巨額なお金に目がくらまない人などが向いていると言われています。

 

サッカー日本代表で言えば、長友選手ですかね。ノリがよく誰とでもすぐに打ち解け、どんなチームでも監督の信頼を勝ち取っている彼のような明るさとチャレンジ精神を併せ持ったメンタリティーはチームに流れを引き寄せます。

 

また、余談ではありますが、博報堂・大広・読売広告社の3社はメディア部門がありません。というのも、3社は業務提携関係にあり、博報堂DYメディアパートナーズという会社が一括で、メディアバイイングの仕事を請け負っているからです。もし、「メディア職で働きたい!!」というのであれば、大広と読売広告社は候補から外すべきでしょう。博報堂DYメディアパートナーズに行きたい!という人は博報堂を受けましょう。

 

こちら選考内容です。

smarch.hatenablog.com

 

プロモーション職

プロモーションのプランの中身を中心になって考えていく部門です。

「タレントは誰を使う?」「テレビがいいの?ネットがいいの?はたまた、交通広告?」といった具合に簡単な内容でもじゃんじゃんと課題は湧いてきますが、「どんなトーンで伝えようか…」「でも、これだったらイメージにそぐわないし…」と考えていくとたくさんの決めるべきところがありますよね。それをマーケティング戦略に基づいてプランニングするのが主な仕事です。

イベントプランナー、WEBプランナーなど様々なプランナーがいます。

 

サッカー日本代表でいえば、香川選手ですかね。

みている人を驚かせるようなプレーが多く、ゴールに直接絡むことが多いですよね!!(ちょっと苦しい笑)

観察力がある人、何故を感じる人などが向いているでしょう。

また、私服出勤が可能なことが多いらしいので、私服で働きたいという人は一考の価値ありかもしれません。

 

クリエイティブ職

おまたせしました。クリエイティブ職です。広告業界を目指す就活生はクリエイティブ志望が多いんじゃないでしょうか。

広告のコピーを考えるコピーライターや、映像技術に精通したグラフィックデザイナーなど、広告を消費者の目に映る形あるものにしていくことが仕事です。

サッカーで言えば、遠藤選手でしょう。

独創的な思考からみている人を魅了し、印象に残るプレーはまさに芸術的と言えます。

コンセプトの構築力がある人、何度ダメだしされても諦めない情熱がある人(天才系はそんなに多くないと言います)、アイディアを形にする作業が好きな職人タイプなどが向いてるでしょう。

 

クリエイティブ職を目指すみなさんに一つ言っておきます。

クリエイティブ職を受ける学生には、美術大学出身で学生時代に実績を残した人が多くいます。彼らは、面接に作品集を持ち込んだりすることも多いそうです。

そういった事実がある中、実績のない一般大学生が「クリエイティブな仕事がしたい!」と言ってしまうと…結果は言わずもがなですよね。

では、今までクリエイティブ職の中の仕事内容とほぼ無縁な生活をしてきた大学生がクリエィティブ職に就くことは不可能なのでしょうか…

答えはNoです。なれる可能性はあります。文系でもなれるクリエイティブ職の仕事としてコピーライターがあります。

コピーライターを目指す上で、就活の相手となるのは、高いお金をかけて宣伝会議の口座に通っていた人や言葉で勝負してきたというレベルの高いバンドマンや、何本ものコピーを大会に応募した人などとなってきますので、それなりの努力が必要かと思いますので、コピーライターになりたいという人は自分なりに熱意を示せる行動を今からでも起こし、頑張ってみてください。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。皆様の理解に少しでも繋がれば幸いです。

そして謝らなくてはいけません。職をもっと細分化して伝えようと思ったのですが、会社によって異なる上に、分類が多すぎるため全てを伝えることができませんでした。

また、広告業界は役職ゆえの縛りは他業界よりも緩いと言われています。あくまで目標はお客様の成功と自社の利益になるので、そのためであれば、営業がプランニングしても、クリエイティブが直接クライアント先に出向いてもいいのです。今回の記事の内容は、主な役割として頭に留めておくといいかなと思います。

それでは引き続き就活頑張ってください!

 

 

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