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【16卒選考内容】JTBコーポレートセールスのES、筆記試験、面接内容(本選考&インターンシップ)

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ここでは、JTBコーポレートセールス(BWT)のES、筆記試験・webテスト、面接、リクルーター、OB訪問など、実際の選考内容について教えます。

JTBコーポレートセールスは、数あるJTBグループの会社の中で最大の売り上げを誇っている対一般法人・教育法人の旅行事業(交流文化事業)を中心業務にしている会社であり、学生に人気の高い旅行業の中でも圧倒的な存在感を持つ会社であると、就活を通して感じました。

本選考とインターンシップ選考に分けて紹介し、インターンシップ生限定の採用ルートについても触れたいと思います。

 

《本選考》

ES(エントリーシート

①これまでに力を注いだことと、その中で得たもの

JTBグループで実現したいこと

 

以上が実際の設問になります。

紙のESに手書きになります。設問の枠には下線などは引いていないため、自分で分量を考えることになります。フーゴの例で言えば、①は150字、②は190字程度で書きました。良ければ参考にしてください。

 

このESでは設問への回答以外に、写真の貼り付けや色の使用などは禁止されていません。実際にこの会社の採用担当の人事に聞いた話ですが、写真や色を使って工夫されたESは熱意を感じるので落としにくいと言っていました。他の企業では指定通りに書くように注意が必要ですが、JTBグループで言えば、社員にはいい人が多く、そうした熱意は汲み取ってくれる風土だと感じます。そのため、余裕があるならば注目してもらうように工夫してみるのもいいと思います。

 

筆記試験

⑴ 会場の雰囲気

大きな会場で300人くらいが机に座り、一斉に試験を開始するので、緊張感があります。

 

⑵ 科目

マークシート形式で、世界の河川や世界遺産、日本の桜の名所を問うような難易度の高い地理問題や、一般的な難易度のSPI問題など幅広く出題されます。

 

⑶ 難易度

地理を専攻していなかった所謂、「普通の学生」であった私たちには、地理問題は非常に難しく感じられました。とにかく知らないと解けない問題です。

ですが、はっきり言ってこれは脅しです。(笑)

私たちと同じように他の学生も解けていないと考えられるます。できは良くありませんでしたが、周囲の様子や私たちが通過した実態から、ボーダーはかなり低いと考えられます。

点数が高ければ後の選考に若干有利になる可能性はありますが、基本的なSPI問題の対策をきっちりすることが内定への近道と言えるでしょう。

 

面接

・1次面接

(1) 人数

面接官2人:学生8人

 

(2) 会場の場所・様子

天王洲アイルにあるJTB本社の大会議室で行われます。

パーティションで仕切られた大量のブース(確か8つくらい)に面接官が2人ずつ座っており、各ブースに学生が移動して開始されます。隣のブースの声なども聞こえるため、大きな声で話しましょう。何よりも「人」が見られる会社だと思うので、基本的なことですが、いつも以上に「明るく、笑顔で、ハキハキと」を意識しましょう。

集合の段階で非常に多くの学生の姿が見受られます。雰囲気にのまれて緊張しすぎないように、試験開始まで近くの就活生と情報交換でもしておくと良いと思います。

 

(3) 内容

面接+軽いグループディスカッションで構成されていました。

面接は、人数が多いため、質問数も少なく、ESに記載されているレベルの基本的なことしか聞かれません。おそらくは、内容<第一印象重視の面接になっていると思います。

グループディスカッションも8人と人数が多いため、積極的に参加しましょう。お題も難しくないので、議論を回しつつ、意見も言えると通過する可能性は相当上がると思います。

【対全員】

・自己紹介&自己PR

・旅行業およびJTBグループに対しての志望動機

【対個人】

・ESの内容で面接官が気になった箇所を深堀

 

(4) 面接官の雰囲気

 とても和やかなで笑顔も出るような面接です。緊張している学生に対しても優しく、社員さんの人柄の良さが伝わるような面接でした。

深く突っ込まれるようなこともありません。そのため、突っ込まれることを待つのではなく自分で話しきる気持ちで話した方がいいと思います。

 

 

・2次面接

⑴ 人数(面接官:学生)

面接官2人(片方は支店長クラス):学生5人

 

⑵ 会場の場所・様子

虎ノ門のビルの中にあるJTBコーポレートセールス本社の会議室でした。受付の社員さんが笑顔で迎え入れてくれ、早く着くと少し話してくれたりします。

到着はギリギリにならないことをオススメします。

雰囲気で言えば、1次面接とは大きく違い、学生がフレンドリーで明るい人が多かったように思います。また、私の回は半数以上が体育会系でした。

 

⑶ 内容

面接+グループディスカッション(30分ずつ)

印象は引き続き大切な部分ですが、この面接は、「JTBコーポレートセールスに対して如何に強い想いをもっているか」をぶつける場所だと思ってください。

 

・1分間で自己紹介・自己PR

・1分間でJTBコーポレートセールスに対する志望動機

・深堀

・今まで行った場所で一番よかった場所と理由を教えてください。

・その他ESを中心に、個人ごとの質問

 

グループディスカッションは簡単なお題でした。しかし、抽象的な問題でゴール設定を失敗すると議論が崩壊しかねないお題だったと思います。

1次面接とは違い、自信に満ち溢れた主張が激しいしゃべれる人が多いです。正直、自分が仕切らなくても必ず誰か仕切ると思います。うかうかしてると発言の機会を失うでしょう。

しかし、そういった中でも、冷静に場を見極め、キーとなる意見や方向修正などの役割をしっかりと担い、臆せずに発言し、人の意見を笑顔で受け止め議論を活性化させることができれば、必ずいい印象を残すことができると思います。

 

⑷ 面接官の雰囲気

ピリピリはしてませんが、しっかりとした目線と表情で、受験生のことを見ていました。時間もとってくれますし、話しやすい雰囲気だったと思います。

 

・最終面接

⑴ 人数(面接官:学生)

面接官2:学生1

 

⑵ 会場の場所・様子

JTBコーポレートセールスの本社で、4人ほどの待合室から小さめの会議室に1人ずつ呼ばれます。

 

⑶ 質問内容

・自己紹介と自己PR、志望動機を3分で

・趣味や高校時代の部活について

・学生時代頑張ったこと

・なぜJTBグループなのか

JTBグループで何をしたいのか

 

⑷ 面接官の雰囲気

 とても和やかなで笑顔も出るような面接です。深く突っ込まれるようなこともありません。そのため、突っ込まれることを待つのではなく自分で話しきる気持ちで話した方がいいと思います。

やはり最後も印象は大切でしょう。しっかりと目を見て話す。面接官が話しているときも笑顔でいる。きちんとした身だしなみなど基本的なことをしっかりやりましょう。

 

 

インターンシップ選考》

JTBインターンシップは個人事業と法人事業で分かれていますが、ここで紹介するのは法人事業の方です。個人事業の方は異なる可能性があるので注意してください。

ちなみに、JTBインターンの倍率は法人事業の方で60倍だと人事に聞きました。 個人事業の方などは変わってくると思いますが。

 

ES(エントリーシート

ESは、夏(大学3年8月実施)、冬インターンシップ(大学3年2月実施)共に同じ内容でした。

 

①中学校で所属していた部活

②高校で所属していた部活

③大学で所属している団体

④学校外で所属している活動

⑤現在、またこれまでに経験したアルバイト(100文字以下)

⑥現在の趣味(100文字以下)

インターンシップのプログラムをふまえ、参加を希望する理由(500字以下)

⑧自己PR(500字以下)

 

面接

(1) 人数

面接官2人:学生8人

 

(2) 会場の場所・様子

天王洲アイルにあるJTB本社の大会議室で行われます。

パーティションで仕切られた4つのブースに面接官が2人ずつ座っており、各ブースに学生が移動して開始されます。隣のブースの声なども聞こえるため、大きな声で話しましょう。

 

(3) 内容

面接(40分)+グループディスカッション(10分)

・自己紹介を2分間でしてください(学生時代に頑張ったこと、自己PR含む)

リクルートスーツの是非について5分でグループディスカッションし、1人が代表して発表してください(面接官もすべての過程を見ている中で)

・なぜJTBインターンシップに参加したいのか教えてください

・自分の地元を1分間で紹介してください

 

(4) 面接官の雰囲気

学生の話しをよく聞いてくれ、厳しく突っ込まれることはありません。ですが、「まだ知られていない地域の魅力を発信したい」など話したことに対して、「自分の地元でまだ知られていない魅力は何だと思う?」などと返されて困ったことはあったので、準備しておくと良いと思います。

 

 

インターンシップ生限定の採用ルート》

JTBコーポレートセールスには、法人担当のインターンシップ生限定の採用ルートがあります。もちろん、インターンシップに参加する中で適していると認められた学生で、JTBに興味がある学生だけですが。

そうした学生にはインターンシップが終わった後に人事から先輩社員に会ってみませんかとお話がきます。3人ほど出身大学の先輩などと会って話をします。優しい人が多いので、ここで落ちることはほとんどありませんが、一応先輩社員は人事に○か×を報告しているようです。

その次に、他の学生と同じくES、筆記試験を受けます。ここでもほぼ落ちることはありません。

最後に、最終面接を受けます。インターンシップ生はその前の複数回の面接を受けることなく最終面接に進み、和やかな面接をして終了です。先輩社員の訪問や筆記試験などは前後することもあるかと思いますが、大体はこのような感じです。

このように、インターンシップに参加するとその後が楽になりますので、JTBに行きたい学生は本気でインターンシップの選考に挑戦することをおススメします。