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ES① この書き方を押さえておけば安心!ESを書く際に気をつけるべき注意点7つ

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こんにちは。フーゴとロベルトです。

そろそろ新年になって1週間経ちますね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

 

今日はエントリーシート(ES)の基本的な書き方について紹介していこうと思います。

重要な点を7つに絞ったので、是非参考にして頂けたらと思います。 

 

1、内容は1つに絞る

まず、内容は1つに絞りましょう。

文言は違えどよくある設問に「学生時代に頑張ったこと」、「自己PR」の2つがあります。前者の場合にはサークルやバイト、留学、インターンシップ、勉学など、後者の場合にもリーダーシップや行動力、問題解決能力など、様々な事柄をアピールしたい人がいると思います。しかし、いくつも同時にアピールしていると何も印象に残らないという最悪の結果を生む可能性が大きいです。

そこで、最も伝えたいことだけに絞って、それがいかにスゴイことなのか、他の人とは違う点なのかを丁寧に伝えることに力を入れることが大切になります。

 

2、具体的に書く

内容を1つの出来事に絞ってESを書く際に重要なのが、具体的に書くということです。

例えば、リーダーシップをアピールしたいとします。その際に、「私はリーダーシップがあり、サークルのメンバーをまとめる際には先頭に立って指示を出します。」のように、抽象的に書いても本当にそうなのかが分かりませんし、限られた字数を無駄に使ってしまいます。

そこで、「私にはリーダーシップがあり、サークルのイベントで3カ月にわたって20人のリーダーを務め、そのイベントを成功に収めました。」のように、具体的な出来事を書くようにします。

 

具体的な出来事を書くことで、面接ではその時の実際の状況や、行動を聞かれます。企業の担当者は、理想論を言っているだけかもしれない抽象的な考えを聞きたいのではなく、具体的な行動を聞くことで、会社に入ってその人が同じような状況に陥った時にどう行動するのかを見たいと考えています

また、こうすることで、1つの出来事に絞って書いても字数が足りないというようなことは起きないはずです。

 

3、ロジカルに、結論は最初に持ってくる

次に、ロジカル(=論理的)に書くことですが、そもそも「ロジカルである」とはどのような状態でしょうか。

それは、主張や結論に対して根拠が明確に示されている状態です。ESに当てはめて言えば、「私は問題解決能力がある」という結論(=アピール)に対して、「バイトでこのような行動を取ったことがあるから」などの根拠が明確に示されている状態です。

 

ロジカルな文章を書く際にまずやることは、結論を最初に持ってくることです。そして、最後にもう一度結論を述べます。順番にすると、《結論→内容→結論》という感じです。もう少し細かく書くとすれば、《結論→きっかけ・概要→取り組み内容→結果→結論》となります。これを自己PRで書いてみると、以下のようになります。

 

「私には問題解決能力がある。→居酒屋のバイトでは自分で見つけた課題を解決することで売上アップに貢献した。→店が地下にあってお客さんが入らないという課題を見つけ、道路脇に店を紹介する看板を作ったのである。→この結果、集客が以前に比べ10%上がった。→このことから、私には問題解決能力があり、この仕事に適している。」

 

このように、まずは結論を書き、その後に具体的な内容(=根拠)を書くようにします。企業の担当者はすべてのESを隅まで丁寧に読むとは限らず、最初に結論を持ってこないと何を言いたいのか伝わらない可能性もあるので是非やってください。

 

2、数字で示す

 ロジカルに書く際に重要なのが、数字で示すということです。

どのような規模で、どのくらいの期間、どの程度の取り組み方で、どのような結果を出したのかなど、すべてを数字で表すと読む側はグッと内容を理解しやすくなります。

 「リーダーシップを発揮した経験」と言っても様々です。1年間部活でキャプテンを務めたのか、3カ月間サークルのイベントの幹事として活動したのか、まとめたグループの規模は100人なのか20人なのか、などで変わってきます。また、「問題を解決した」などと言うのであれば、どの程度解決したのかを読む側は気になります。

数が多ければいいというようなものではないので、自分がどのような状況でどのように行動したのかを企業の担当者がより正確に理解できるようにすることが大切です。

 

5、文字数ギリギリまで書く

多くのESでは文字数が定められています。「自己PR(300字以内)」といった感じです。このような場合、本当に受かりたい企業では文字数はできればピッタリにしたいところです。少し言葉の選択を変えればそこまで難しいことではないと思います。

ですが、ESのラッシュの時期にはそこまでじっくり1つのESに向き合う時間もないと思います。そんな時には-3文字から-5文字以内にできるといいと思います。

本屋さんでよく見かける就活本を出している就活セミナーの講師に聞いた話ですが、企業によってはPC入力のESの場合は設問ごとに文字数の最低ラインが定められていて、それを越えていないESは無条件で担当者が見ることもなく落とすそうです。そのようなことにならないように、文字数を意識して書いてみてください。

手書きのESの場合にも、程よく余白を取って見やすくした上でぴったりと収めることを意識してみてください。その際のコツについては他の記事で詳しく書きますので、是非参考にしてください。

 

6、手書きESなら字はとにかく丁寧に書く

手書きのESはとにかく丁寧に、見やすく書きましょう。企業が手書きのESを書かせる理由は主に2つです。1つ目は、手書きのESはめんどくさいと感じる程度の志望度の学生を遠ざけることができること。2つ目は、その学生の人柄が字に表れると考えていることです。最初から最後まで丁寧に書かれたESからは、真面目・誠実といった好印象を受けます。ロベルトは内容はいいのに字が汚くてESで落ちるということを経験しているので、その二の舞いにならないように注意してください。

そのために重要なことの1つが、時間に余裕を持って取り組むということです。ESのラッシュはいくつも〆切が重なる日が出るかもしれませんが、ギリギリにやろうと考えずに計画的に取り組むことで、丁寧にESを書く余裕が生まれるはずです。

 

見やすく書くという観点で言えば、結論の部分はマッキーの細い方を使ってその他のボールペンで書いた字よりも目立たせるなどの工夫もできます。そのような工夫について知りたい方は、別の記事で詳しく紹介しますので、是非チェックしてみでください。

 

7、ですます調か、である調か

ですます・である調のどちらで書くべきかという相談をよく受けます。

ですます調であればより丁寧・誠実・優しい・真面目といった印象を与えることができると思います。これに対して、である調であれば、冷静・論理的・自信があるといった印象になるかと思います。

結論を言えば、どちらでも大丈夫です。フーゴもロベルトもどちらで出したESも受かった経験があります。

ですが、ここでは「である調」をおススメしたいと思います。理由は2つあります。1つ目は、ESの文字数が限られているということです。ESの文字数=自分のことを伝えられる量なので、より多くの長所を詳しく伝えた方が有利だと考えられます。2つ目は、ここで紹介しているロジカルな書き方には「である調」の方が合っていると考えられるからです。

 

 

以上の7つがESを書く際に気をつけるべきことです。いかがだったでしょうか。

ぜひ基本を押さえてESの通過率を高めて欲しいと思います!