企業説明会の裏を読め!デメリットを考えて全体像を掴む
こんにちは~!フーゴとロベルト(@smarch2017)です。
説明会とかそろそろ始まってますかね?
どこの企業でも一度説明を聞くと「あぁ~いいなぁ。ここ。」ってなりませんか?(笑) 私たちもそういう風に思うことが多かったです。ですが、結果的に「あれ…まずい。全部いいじゃん…」っていう風になるというね。こうなっちゃうとエントリーの時に迷いますよね。
また、いい企業しかないかっていうと…まぁ、ちょっと可能性は薄いかなと思いますね。(もちろん本人とのマッチングっていう意味でです。)
今回の記事はそんな説明会についての記事です。この記事がエントリーの基準を決める参考になれば幸いです。
では、そもそもなぜ全部いいなぁなんて思ってしまうのでしょうか?
それは、企業側が受験者数を増やすために魅力的な面しか言わないからです。
つまり、鵜呑みにしちゃいけないんです。いい面はいい面として受けいれていいんですけど、必ずと言っていいほど裏があります。
広告業界を具体例にすると、中堅広告会社はかなりの確率で「少ない人数だからこそ、大手にはないフットワーク軽さがあり、クライアントと密接にかかわり合いながら、自分のチカラで仕事をすることができます。また、○○社の人ではなくて、○○さんとして覚えてもらえるため、達成感も大きいです。」といったことを言います。すごいやりがいがあるように思えますよね。たしかに、この言葉の中に大きなウソはないと思います。この仕事の仕方が理想という人もいると思います。
ですが、少し心の中で考えてみましょう。
まずはメリットを裏返して考えて、中堅のデメリットはなんでしょうか。
デメリットと感じるかは人の性格によりますが、少人数であるために1人が多くのクライアントを抱える、1人で責任を持ってクライアントを担当するために休みが取りづらいなどが考えられるかもしれません。
次に、「大手にはない」と言っていたけど、逆に「大手にしかないもの」ってなんだろうと考えてみましょう。
大手の特徴の一つとして、多種多様なクライアントがあります。キリン、サントリーなどの大手飲料メーカーやトヨタやホンダをはじめとする自動車メーカー、東芝やSONYなどの総合電機メーカーなどなどのビッグクライアントの取り扱いに関して言えば、中堅広告会社はあまり強くありません。
「どうしても誰しもが知る有名メーカーの商品の広告を作りたい!」と思っているとしたら、中堅広告社で実現させるのはちょっと難しいでしょう。
逆に大手の説明会では有名なCMが流されたりしてテンションが上がりますが、実質は責任の重くない地味な仕事も多いということは理解しなくてはいけませんし、大きなクライアントを担当できたとしても分業になってほんの少しの部分しか関わっていないという状況が生まれかねないことは理解しなくてはなりません。
このように、ある程度のデメリットがある場合を予想しないとお花畑状態になり、全部受けたくなってしまいますし、仮に内定して入社したとしても、後に現実を知り、ガッカリしてしまうかもしれません。
いい所と悪い所は表裏一体なところはあるので、自分なりに評価基準を決めて採点するのもいいかもしれません。自分にとって100点に近い会社に行ければ幸せですよね。
裏を考える癖をつけると、他社と比較をすることが可能になり、強い(第1志望感のある)志望動機を作ることが可能になります。
また、説明会だけでなく、OB訪問などでも接点を持つことで、会社に対しての自分なりのイメージがより鮮明になってくると思います。イメージを言語化し誰に話しても納得してもらえる状態になれば、ESや面接でも生きてくると思います。
過去に書いたOB訪問の記事を貼っておくので、こちらもチェックしてみてください。
みなさんも説明会はちょっと穿った目で見てみてはいかがでしょうか。(※ただし思い込みには注意です。OB訪問や業界本、転職サイトなどと併用していくことで、多角的な理解を心がけましょう)
鵜呑みにするよりも正しい理解に繋がるかもしれません。
今回の記事は以上になります。
ちなみにですが、このブログでは20時半頃に記事を上げることが多いので、皆さん頭の片隅に入れておいて、訪問して頂けると幸いです。
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